今 独りになって

君と離れたあの冬の日待ち合わせの時間がこんなに
永遠を感じていたあの頃
今じゃ乗り降りする駅さえシルエット探すこともなくて
誘導されるように会社に向かう

二人で来たあの湖もボート乗り場もなくなって
刻み込んだ二人のイニシャル今僕がただそれを独り見つめる

照れ笑いしたキスも寄り添い合ったあの日々も
二人で過ごす時間(とき)の流れはどんどん加速していった
何も分からなかった君のホントの気持ち
今僕が独りでいるのは全て僕のせい

 

ふと見る携帯の画面に君の番号が現れなくて
淋しさを感じていたこの頃
街路樹が風に揺らめいて僕を傷つけているかの様な
若いカップルを見て肩を落としてる

土曜日は僕の料理番汗を拭いながら作る
今じゃほらコンビニの袋が部屋に散らばっているだけ

失くしたものが大きいと失くした後に気がついて
涙を拭くハンカチすら持ち合わせがないんだけど
やっと少し気がついた君のホントの気持ち
今僕が独りでいるのはやっぱり僕のせい

 

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